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この猫め、あたしを孤独と思うなよ
(短歌九首) 過ぎてゆく疾風が眼を切った冬、春を信じてただ走る君 見られるのが嫌だなんて言わないで正しい片恋なんて知らない あの雪で転んで笑われやけくそで手渡したチョコでも想いは通じた 今といふ時代をあそぶ蝶であれ艶なき日々など《をんな》の名折れ どす黒く染まった心を簡単に笑顔で君が晴らせば星空 この猫めあたしを孤独と思うなよはらはらはらとボタン雪降る 目のまえのガラスが吐息でくもるから迷いつづけるあの名を書こうか ほろよいでねむってるふりしてるからほっぺにかるくならいいよちゅって 大きめのじゃがいもみたいな父の背を追う路地裏ではカレーの匂い
この猫め、あたしを孤独と思うなよ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1111.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2020-08-05
コメント日時 2020-08-13
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
やはり、表題作の短歌がいいと思いました。ボタン雪をみて見たくなりました。
0何とはなくどんな生活をしている人を思い浮かべて書かれたのかが浮かぶような9首ですね。 ほっこりさせていただきました。
0アイクピア様。 コメント、ありがとうございます。 季節外れな歌で、恐縮でございます。
0ほっこりしていただいたとしたら、ほんとうにありがとうございます。 嬉しいです。 現在、私自身、すごい暗中模索の真っ只中におりますもので。 コメントが、励みになります。
0ごめんなさい。 上のコメント、かずや様に向けてのものでした。 私、ダメダメですねー。
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