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路肩の花
好きじゃなくて、 愛しているが欲しい 見られる、認められる、褒められる、愛されるなんてもういらないから 真実だけを差し出して欲しい 想像でしかないのだけれど、 ヒトツダケノホンモノが手に入れば、 大輪の花を咲かせられる気がするんだ
路肩の花 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 958.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-04-14
コメント日時 2017-05-05
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
1連目だけだと、よく見るような言葉に見えますけども、そこからのずれて行きかたが、なんだか感覚的になってきているように見えて、私的には好印象でした。 もしかすると差し出してほしいという真実こそが、それこそが話者にとっての花そのものかもしれないな。とも思いました。感想みたいにしか書けなくてすみません。
0防波堤の脇道から戻らない君を探しにゆくと 春の一等星の スピカが咲いているよって 明るい場所でみえないからと連れだした真夜中の海辺 君を知らないで欲しいという願い 夜が明けると消えてしまうかもしれない あわくてきれいな一等星は知られないように消えてゆくんだ 捧げてしまいたい僕の気持ち sakuyaさん、初投稿有難う御座います。素晴らしい作品への僕の共感詩です。
0この詩の中に一行だけカタカナ表記されているところ「ヒトツダケノホンモノ」に初見ケダモノという言葉を見つけてしまって、詩の根幹を成すものなのかなとあくまで私的な読みではありますが、少々心にひっかかるものがありました。 真実は時に人を傷つけたり、容赦のないところがありますので、ある意味ケダモノに近いところがあるかもしれません。 しかしそれと同時に真実は常に共有されるものであって、共有されるものだけが真実であるのかもしれない。 例えばポストトゥルースのように真実を遠ざけた感情のようなものには完全な一致が無くとも、真実に対しては認めようが認めまいが人は完全に一致している。 そんな事をちょっと思ったのでした。 ケダモノめいた真実のみが、あらゆるものを前進させるというラスト。 スモールワールド、小さな愛の告白詩なのかもしれませんが、真実という普遍的な言葉が出て来るので、もう少し大きな世界観も感じますね。
0ずいぶん、ストレートというのか、素直な表現の詩だな、と思ったのですが・・・ ~される、のではなく、~する、を私は望むのだ!と宣言した直後に 「真実だけを差し出して欲しい」と、相手(まだ見ぬ、理想の誰か、未来の誰か、かもしれないけれど)に要求する。~されたい、と烈しく望む。この自己矛盾(葛藤)が面白い作品だと思いました。 自分自身を、もっともっと、突き詰めていく余地の残る作品だと思います。矛盾を徹底してついていく、というような。
0つよい意味みたいなものを感じる一方で、カタカナの表記に加えて「するんだ」という弱々しいのか、確信に満ちた意味なのか、という所で少しだけ希望的な観測に過ぎない、未来、みたいなものを感じます。そういう意味で、この場合の「想像」っていうのが少し引っかかります。 個人的には前半部分の「愛している」と「真実」についてもう少し話を聞いてみたいという感じでしょうか。もう少し説得されたい。そしたら立ち止れるだろう、という感じがします。
0これも私好みの詩だなあ。 ただ、確かに私朝顔に対して今ひとつ説得力に欠けますのは、「される」「される」「される」「欲しい」ばっかりで、「する」の一言が存在しないところかなあ‥。って。 不完全で構わない。失敗した愛し方でも構わないから、私はこの作者に誰かを愛して欲しいんだろうなぁって。 敢えて、私から作者にヒトツダケノホンモノを差し出すとすればそこですね。自分でやるしかないのよ。大川隆法じみてゴメンね。
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