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嘘をついてよ。
まるで孤児になったような 寂しさを 母親が亡くなったときに 感じた いや、きょうだいもいるのだが あるいは、つれあいさえいるのだが 天涯孤独に なったって 感じたって はなし 泣けなかったけど じつは 夢のなかで 泣いた って はなし バカばかりして来たなぁ、と 沈みかけの夕陽をみて 子供のころの 5時を過ぎたら探しき来てくれた かぁさんのながぁい影を 想い出したりする 生きてくことって ホントのホントは おもしろおかしくやれればいいんだよね ギシギシと 歯噛み 睨みつける 声の限りに 罵りたくなる そんな愚かな感情なんて ダメだね。 って はなし そして、 ただひとり たがために、泣くのか。 ただ夢で 触れても冷たい肌をして 愛していたよと嘘をついてよ。
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嘘をついてよ。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 361.6
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-11-02
コメント日時 2024-11-04
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「ってはなし」と置くことで、内在律(音韻とは異なる作品そのものを貫くリズムみたいなもの)を取れてるような気がする。
0美しい思いが記述されており、良いと思いました。 嘘という言葉をどのように解釈するか難しいですが、嘘と誠という言葉では 言い表せないほどに、複雑に絡み合って、存在してきたということではないかと思うのです。 本当の嘘だけは、決して言ってくれなかったお母さんに、あるいは、大事な嘘だけは、 いつも言ってくれたお母さんに、慕う気持ちを、述べておられるのかと思います。 いずれあの世で再会することもあるのだろうか、なんて思いました。
0私は母が亡くなったら母の亡骸のそばにいられるのか分からないので悲しいけど見方によっては幸せかもしれないと思いました。
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