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誰かの掌
勝手に惚れて傷ついて 「あなたのせいで不幸」なフリ 情けない男(ひと)ってわかっている 青春時代が遠のいて 好きになることに怯えている ありふれた時代を欲しがっている ほら、また花びら散ってから 桜の花を思い出してる 目の前にある喜びよりも 明日の不安に怯えてるんだ 水面を滑るあの鳥のように 考えすぎずに生きれたら この世界はどんなにか 素晴らしくなるのだろう 傷つかずには大人になれない ひとりぼっちの狭い部屋 あの歌が俺を震わせる 誰かの掌をずっと探してる
誰かの掌 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 638.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-05-03
コメント日時 2023-05-03
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
端正で綺麗な詩だという印象です。しっかりとした考えがある。僕は掌というものに着目したことはあまりなかったので、面白いなあと思いました。明日の不安というのは、不確かなことの不安という意味かなと思いました。
1「情けないひと」って女の人が言うセリフだと思ってたから、女の人の失恋の詩なのかと思ったら、最終連では「俺」とおっしゃっていて、単純に混乱してしまいました。 あ、ごめんなさい、「情けない人」って、女の人に言われて、そんなのわかってるよっていうこと。女性の方の失恋の詩のつもりで読ませて、最後に男の人でしたとわかる。めずらしい感じの読み心地でした。個人的には女々しすぎると思ってしまうが・・・←私のジェンダー観はともかく。これはただの感想です。 私はこの語り手の人は、ちょっとなんというか、自己中の方なのではないかと。水面を滑る鳥さんの気持ちが分かると思っているのは視野が狭いというか、それはもしかして恋の盲目なのかも。鳥さんには、鳥さんの悲哀があると私は思います。鳥貴族には鳥貴族なりの貧乏事情が存在し、その焼き鳥を私は月に一度だけ摂取しています。ヒノネリホさんって、個性的なお名前ですね。
1「情けないひと」って女の人が言うセリフだと思ってたから、女の人の失恋の詩なのかと思ったら、最終連では「俺」とおっしゃっていて、単純に混乱してしまいました。 あ、ごめんなさい、「情けない人」って、女の人に言われて、そんなのわかってるよっていうこと。女性の方の失恋の詩のつもりで読ませて、最後に男の人でしたとわかる。めずらしい感じの読み心地でした。個人的には女々しすぎると思ってしまうが・・・←私のジェンダー観はともかく。これはただの感想です。 私はこの語り手の人は、ちょっとなんというか、自己中の方なのではないかと。水面を滑る鳥さんの気持ちが分かると思っているのは視野が狭いというか、それはもしかして恋の盲目なのかも。鳥さんには、鳥さんの悲哀があると私は思います。鳥貴族には鳥貴族なりの貧乏事情が存在し、その焼き鳥を私は月に一度だけ摂取しています。ヒノネリホさんって、個性的なお名前ですね。
0読んでくださりありがとうございます。また、コメントありがとうございます。 詩とは、ある感情を色々な事物に見立てて表現するものであると考えており、また、それが何を指すかは読んだ人やその人の状態、時や場面によって変わるものだと思うので、今、黒髪さんが想像したものが正解でしょうし、明日や1週間後に解釈が変わっていてもそれはそれで正解なんだろうと思っています。 「明日への不安」が不確かなものなのか、確かに見えているけれど抱えきれないものなのか、それは読む人の心によって変わるのかと。
1はじめまして。 とても寂しい詩ですね。 誰かを好きになりたいけれど、以前に傷ついた記憶があまりにも鮮明で、誰かを好きになる勇気が持てない。 何となくわかる気がします。 それでも好きになった時の、高揚した気持ちも忘れられない。 「ほら、また花びら散ってから 桜の花を思い出してる」 という表現がそのことを表しているように思えます。 「考えすぎずに生きれたら」 私もそう思うことが頻繁にあります。 でも、そんな風に考えていたことがいい思い出になる日がきっと来るでしょう、というのは今の時代、単なる気休めにすぎないのかもしれません。 そう考えるとやはり、とても寂しい詩です。
1情けない、情けがない、とは何だろうかと。 情けがあれば立派なのだろうけれど、どうも世間が世知辛い。 情けなくしかあれないことに、ちょっと胸が痛む。いい作品でした。
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