はんだアート

〜誰にでもわかるはんだアートのやり方〜 Q.はんだアートってなに？ A.やってみればわかります。ほら、そこにボロボロのはんだの塊があるでしょう。アレを使います。 1.まずは型を創りましょう。強ければ強いほど良いです。大きさは好みで。型の素材はその辺から拾ってきましょう。 2.型が出来たら、一度溶かしたはんだを型に流し込みましょう。その際、火傷に注意すること。あとは人が見ていないことを確認しましょう。もしも見られたら？その時考えれば良いです。 3.はんだを流し込んだら自然と冷え込むのを待ちます。ただ、待ちます。待ってる間はどうしたらいいのか？まあ、何なりとおくつろぎください。そこにベッドがありますから。 4.はんだが冷えたら念のため見た目を確認します。前よりも酸化が激しければ削って、新しいはんだを拾ってきましょう。でも、恐らくは問題ないでしょう。もう、あなたの欲しいものは出来てるでしょうから。よかったですね。溶かしては創り、投げつけて。壊れて、創って、投げつけて。ほら、これが貴方達の望んだ形でしょう。全て接着せよ。全て鎔解せよ。色も形も貴方達のお望みのまま。新しい歯車が出来ました。壊れたら、また創ればいいんです。居なくなったら、また拾えば良いんです。空っぽになったらまた注げば良いんです。どうか、注ぐ際には溢れないように気をつけて。誰かに見られたら、面倒ですから。夢と現実が全て重なった時。見えるものはなんと呼ぶべきだろうか。酸化された金属。役立たずと言われたそれに。可哀想な色に名前をつけようか。全て消えて溶けてしまえたら。なんてありきたりなことを空想して。左手の火傷跡をただ眺めていた。 ※注意書き※ はんだは無限にあるものではないので、創り過ぎると

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作品データ

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作成日時 2021-11-03
コメント日時 2021-11-03

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