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天別つ日
『ひふみよいむなやここのたり ふるべゆらゆらとふるべ』 布瑠の言 鉈にて区切る。ナヌカノヨヨと七夕艸艸。八夜の迷いに名鳴き女いづこの雉兎きぎす。眠りついばみ唄う産女の。狐の嫁入り。折々の。た七ば夕。くわばら。アリオリハベリ。たうたうた。外れたとがり。鼻よ両手の。タタリにオリオン。星合わせ。あの子が欲しい。いまそかり。雨乞い。あの子じゃ。さうらへ。若卵。虫送り。 降る辺 鳥盗り 桃燈 暗光 火を踏み ゆうづつ ゆら ホウキボシ なぬかなぬかの 忌み子 ゆら すばるや かへしたまへよ 人の香 遠里 れふし ここのたり やふに さきはえ いまたまへ ゆら とて うつつの やふ やふに
天別つ日 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1605.8
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-08-14
コメント日時 2021-08-22
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
十種大祓の一部から湧きだすように書かれた、言葉のリズムが良いですね。古代の呪文を思わせます。リーディングだとさらに印象が変わりそうな。 「鳥盗り」(=鳥捕り?)といった、銀河鉄道の夜のにおいがしますが、投稿日は8月14日(旧暦の七夕)。日付の意味、タイトルの意味を併せてこの語を目の前にすると、ちょっとクラっとしそうになります。
0仁川路 朱鳥さん、お読みいただきありがとうございます。 なにかの拍子に口遊みたくなるような小唄にでもなっていれば嬉しいんですが。旧暦の七夕にあわせて投稿しようとして、うっかり忘れていて、日付が変わりそうになり焦りました。足をとめてコメントまで頂き、ありがとうございました。
1『布瑠の言』自体、読むたびに何故か不思議な引力を感じます。 実際に死者蘇生の呪文と言われるだけあり、「布留部 由良由良止 布留部」の音は本当に返魂の予感がするといいますか。 でもこの短くもインパクトのある素材を上手く言葉遊びの様な詩にされているなと、面白く拝見しました。 仁川路 さんの言葉は万葉歌や御伽草子、童歌の世界が感じられ、その世界観と、ややレトロなカタカナの使い方で、字面だけでも風景がぼんやり見えてくる感じがしました。 ちょっと血生臭い姑獲鳥を連想したり、童女の無垢だけど不気味な遊戯や、それでいて憧憬に近い、好奇心をくすぐられて引き寄せられるような魅力があるように思いました。 拝読させていただき、ありがとうございました。
0十(つなし)さんお読みいただきありがとうございます。 ロマンチックな雰囲気にならないようにしたつもりだったので「無垢だけど不気味な」「憧憬」、などと言っていただけて嬉しく思います。 『布瑠の言』唱えていると何か良いことが起きそうな予感のする言葉ですよね。 こちらこそ、お読みいただきありがとうございました。
0100字程度で神話は描けないですよね それより、なぜみんな恐怖新聞みたいなものに例えてくるんだろう??解せない
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