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LIFE
カップ麺とパンと珈琲のわたしの荒い解像度 アルコールと肉とスナック菓子の同僚のサイフと体を思う 半年前に店員のおじさんは割引の始まりを教えてくれた 甲高い声で客と掛け合ったパートのおばさんも消えていた 激しい夕立が通り過ぎるのをみんなで待っていた 突風の吹き荒れる嵐の夜は街の暗闇に眠った ここから歩いていくわたしのつたない暮らしのそばに つたない小さなわたしの日々をともにした ベランダから望んでいた青空に栄えていた四つ葉マーク 近隣にそびえ立つマンションの頭をしのいでいた 終電間際には勤め人たちも駅やバス停からやって来た 一月後の閉店は扉の張り紙で初めて知った テナントはビニールに覆われテーピングにまみれ 国道を走り抜けるバイクのエンジン音を吸い込んでは 薄紅色の外壁には排水溝の隅で育つ名を知らない緑の植物 隣の花屋の屋根と肩をならべようとして
LIFE ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1144.4
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-06-01
コメント日時 2021-06-03
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
最後まで読んで、なんとなく意味をわかった気になっているのですが、 面白い仕掛けだと感じました。 読み返すと、最初の二行に対して、違った捉え方ができるのが良いなと思いました。
1奥村うみさん ありがとうございます 仕掛けらしきものはとくにないかと。タイトル通りの作品になりますね。ただ冒頭2行は説明もなく、その後に続く連との関わりも希薄になってしまい、不親切なものになってしまったとは思います。
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