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この詩から「働くことは良いことだ」というメッセージだけを簡単に受け取れるかとなると、それも物足りない。 憂い激励しているのは、僕ら働く人間へ向けられたものなのか。もしかすると単に高度成長の再来を夢見て、この国へ向けたものではないか。尊くある「君」とは僕なのか、国なのか。報国一心に働き続けよ!ということか。 斜に構えて読み解こうとすれば、そんな右翼思想にも解釈できる面白みがあります。 しかし同時に、労働への誇りを失わないでほしいという純粋な願いも込められた優しさを感じます。 これから読むであろう貴方は何をすくい取るのかとニヤニヤします。
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作品データ
P V 数 : 1181.9
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作成日時 2021-04-05
コメント日時 2021-04-05