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自供、告白
何をしても気分が晴れない 真面であるとは思えないが、狂う事も出来ずにいる 好きだったはずのベースも 好きだったはずの曲も 好きだったはずの読書も 僕の心をわずかながら落ち着かせ、体を動かす事は出来ても 僕の気分が晴れやかになる事はないのだ だから僕よ、書くしかないのだ 誰もいない部屋で、自分自身を書け 文字を打つその時だけ、僕は真に独りになり、 僕は僕自身に打ち込める 何を見ても笑えないか? 何をしても鬱屈が収まらないか? 何をしていても退屈が止まないか? だから僕よ、書くしかないのだ ただ一心に己の事を書け きっと、自分が自分を助けてくれる いつか僕は崖から這い上がれる いつの間にか落ちてしまった崖から 僕は僕を書き続ける その先に、何がなかろうとも
自供、告白 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1462.9
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 61
作成日時 2021-04-03
コメント日時 2021-05-01
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 20 | 20 |
前衛性 | 5 | 5 |
可読性 | 10 | 10 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 5 | 5 |
音韻 | 5 | 5 |
構成 | 15 | 15 |
総合ポイント | 61 | 61 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 20 | 20 |
前衛性 | 5 | 5 |
可読性 | 10 | 10 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 5 | 5 |
音韻 | 5 | 5 |
構成 | 15 | 15 |
総合 | 61 | 61 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>文字を打つその時だけ、僕は真に独りになり、 僕は僕自身に打ち込める とても好きな文です。 この作品は、全体的に共感するところがありました。 崖を登るように書く。グッときました。
0感想有難う御座います。 同じく詩を書く者として、何か通じるところがあるというのは嬉しいです。
0「だから僕よ、書くしかないのだ」という言葉が、自分自身を奮い立たせているようにも感じ取れました。 何をしていても気分が晴れる事はなく、ただ退屈で、憂鬱で、それでもこうして自分の心を書き記すことで少しは「違う自分」になれるのか、あるいは、なりたいのかなとも思いました。 詩全体として、とても良かったです^^
0コメントありがとうございます。 気に入っていただけたなら幸いです。 自分的にも、自分の心情をそこそこ上手く書けた方だと思っていたので嬉しいです。m(_ _"m)
1「僕は僕を書き続ける」今私もやってみてる事です。なかなか上手くは行きませんが、これからも続けていこうと思える詩です。
0コメントありがとうございます。 同じ書き手として、活動を続ける励みになれば幸いですm(_ _"m)
0タイトルから罪の詩なのかなと思ったら以外にそうではなく 決意の詩だったのですね。 私も何をしても楽しくなくて笑えない時期があったりして 詩を書いて書いて書いてな日々がありました。 私はそこで詩を書いてるから楽しくないんじゃないか?って沼にハマりました。 そうならんことを祈ります。
0私もこんな事書いてますけどいっつも書いてるわけじゃなくて、書ける時にしか書けない方なので詩を書いてるから楽しくないっていう状態には、多分ならないと思います。 貴音さんが無理せず詩作を続けていけることを祈っていますm(_ _"m)
0好きな詩です。 心の内から湧き出る心象がストレートに読み手に伝わるようでした。 “文字を打つその時だけ、僕は真に独りになり、 僕は僕自身に打ち込める“ どんどんと自らの心の中へ入っていくようで、心地よさと同時に針の先を目指すような危険な予感が同居しているようです。 “僕は僕を書き続ける その先に、何がなかろうとも” すがるように僕を書き続ける僕にとって、何がなかろうともという状態は受け入れられるものでしょうか。 物語の最終局面、僕がどうなっていくのか非常に興味がわきました。
0コメントありがとうございます。 僕は悩み事がある状態が好きなわけではないですが、悩むことは大事なことだと思います。僕にとって、特にこういう詩はいわば自分の悩んで考えた結果です。 この先なにがあるかはわかりませんが、何もなかった時は、それはそれで面白いですね。
1ここ最近の私自身が 一連目のような状況でした。 やっと 二連目のような 心持ちになってきたところです。 書くしかないという思いに なってきたところです。 この詩には 覚悟という潔さがあり、清々しく 救われる思いで拝読いたしました。
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