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誰かに当てはまる誰かに見てほしい誰かのテーマ。
見上げた夜空 鍛えたマダラ模様の 見た目は悉く砕け散る。 涙は流したら負けなんだ。 酸欠で胸がこわばってしびれてくるんだ。 何度も味わうこの感覚は 何時になっても受ける側で 与えることは一度だってできなかった。 「成れない」ことに慣れ 「しない」ことに慣れ 冷笑に冷笑を重ね、能力を過大視、終わらない課題究明。 「きっと」という希望はいつまでも成就せず、 まだ確かでない未来にだけ、尊厳を託す かっこわるい今を見ないまま、前にもすすめず 誰かの手にひかれ、なんどもこの感覚に轢かれ 周りからは引かれ、それでもいつかを夢見て眼、光れ かじかんだ手に熱いお湯が強く響く まるで骨を直接洗ってるみたいだ その間隔は、10秒と持たず じんわりと元々なかったように消えていく。 そんな熱を 返してほしい 僕からとられた多くの熱は 誰かのせいか いや、冷たい笑みの中にその感情を閉じ込めたのは 僕自身なのだ、 過去のフォルダにいつまでも保存 思い出なんかではなく、奇跡を信じて 自身の尊厳のためにだけ、軌跡を残した。 僕は特別なんかじゃないし、 特別な道に進みたいわけでもない ただただ楽がしたいだけで、 楽しいことが少しでも多くあるような人になりたい でも現実、そんなこともできず、 そんなことを実現するためには誰かを犠牲にしなくてはいけない。 結局、独り立ちって自身を犠牲にして過去を捨てて あふれ出る思いを映画や音楽っていう他人の夢から 回顧する、そんな時間だけを許される状態なんだ。 私たちの持つ夢とはそれだけ、遠くあほらしいもので 魔法と同義なのだ。 変えたい、帰りたい、あの頃のままで なんて現状維持は、諸行無常の摂理から外れているので 科学的にも不可能であります。 まぁでも心から思うわけであります。 私だけでも幸せで変わらない日常を過ごしてもいいじゃないかと 少なくとも、救われていない私に希望や満足を与えてくださいと 神はどうしてこうまで醜く、くそのような私めを 徒にいじめつづけるのでありましょうか あぁ、自然にはいかぬものさ、 意識は人工的であり洗脳的。 教えられ続ける人生で これからも不確かなまま、一度も確信を得られずに 不安なまま死を迎えるのである であるのならば、せめて自分の意思だけでも 確立させたい、 私は私自身を理解したい。 私が私自身を抱きしめてあげたい。 止められない思いに歯止めを 語られない思いに癒しを。 あなたではできないのだから、 私が考えなければいけないのだ 自身がこれから起こす大虐殺を。 苦しみで満ちた世界に一筋の光を 私が灯さなければならない。 あぁ、友よ、どうして私を捨てたのだ。 こんなに立派に育ってしまったぞ。 自由にも、秩序にも縛られながら 着実と時が私の肩を支え続けてきた 秒針が、アラームが私の命を知らせてくれる。 ドクドクと生きてると、私の頭に知らせてくれる。 いつかは途絶える命 ならばせめて誰かではなく、 蝋が解けきるまで、 炎にくべる薪を集め続けよう。 私は私の為に、 あなたは誰かの為に いつまでも、今でも、未来なんて見えない。 それでも、今ここにいる私だけでも大切にしておこう。
誰かに当てはまる誰かに見てほしい誰かのテーマ。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1040.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2020-05-28
コメント日時 2020-05-28
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文