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記憶
中が高くなって行くと眠られない ワルキューレの騎行士が来ているのかもしれなかった 高くなって行くのはエレヴェーターなのか エスカレーターなのか観覧車なのか 私の意識が部屋の中に有る事だけは確かだと 内容が統一されても 井田から届いたリヨン滞在記がまともに読めない しょせん上昇も妄想にすぎないから 意味をはぎ取るように風に吹かれて 虎がパートに勤しんで居ると言う嘘記事が エイプリルフールの狂騒が許せない フリードリヒシラーで中和させようと思う エンデュミオンやハイペリオンで 中和できないかと思う 森に踏み出す足の記憶が 眠られない部屋を漂って行くのが分かった 血の記憶だろうか バブーフの反乱を 私は軽快した
記憶 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 964.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 6
作成日時 2020-04-30
コメント日時 2020-04-30
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 6 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 6 | 6 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
氏の詩は 深くわけいって 読みこんでも面白いのだろうけれど 一瞥しただけでも面白い 日本人の気質から 書くのも読むのも 詠嘆調やらペシミズムやらの出汁の味で 満足してしまいがちだけれど 翻訳風の香辛料が効いた言葉が 調理場から匂い立つよう
1鈴木夜道さんコメントを有難う御座います。再び自詩を読み返して見て最後の行が「軽快」となって居り「警戒」の間違いでした。その場で2回ほど読み返して遺漏無き様にとしたのですが、最後の行だけ迂闊でした。「軽快」でもいい様な気が、詩的にはするのですが、常識的には「警戒」だろうなと思います。翻訳風と言うのはあまり意識しなかったのですが、そんな感じはあったのかもしれません。
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