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詩はいつも死の傍に
「詩の何をもって良しとするか、良い詩とは一体何なのか。手を伸ばせば伸ばすほど遠ざかっていったよ」 そう告げた最後、彼女は詩を綴らなくなった。数年後、彼女が見続けた世界に思いを馳せ、私自身もその世界に足を踏み入れることとなる。 詩を厭い、愛しんだ。誰に届くかも分からない。誰にも届かないかもしれない。それでも書き続けた。いつか届くことをと願って、生み出した言葉が誰かを支える日を信じて。 答えはきっと、幾千にあって どこにもない。 彼女も気づいていたはずだ。 けれど求めずにはいられなかったのだ。 それを辞めた時、伸ばした手は殺めた子どもの血に染まっているだろうから。
詩はいつも死の傍に ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1495.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2020-02-17
コメント日時 2020-02-26
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩に答えはないけれど、そこに魅力を感じているだけで、素晴らしいことだと思います。 どうか、書き続けてください。
0S_Ujiieさん とても優しい言葉にホッとしました笑 答えのない詩だからこそ面白い、私もそう思います。 はい、これからも沢山葛藤しながら書き続けていきます。 コメントありがとうございました!
0まさに、いま 現在のわたしの心境のような 言葉が、この詩であると 感じました。 ただ、結語が 腑におちませんでした。
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