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1ビット、1月、ツイート詩、#、
いつかきみを幸せにしてくれて ふっくらな気持ちにしてくれる 人が現れたらいいと思いながら 誰も居ない画面を眺めている。 # 朝帰り。色々あったけど現実と夢の問題がダンスホールのミラーボールで飛び散ったような夜だった。俺は冷静にみて、頭がおかしい人間なんだよ。だからこれが現実とは思ってはいけない。夢に乗っかったドリーマーは現実にいつも起こされて金を落として帰宅する。でも気分は最高に楽しく美しい夜だった。 # 音楽って知ろうとすればするほど広がっていって、そこには必ず人がいて、音と一緒にみんな笑っていたり感動して泣いていたりしていて、誰も戦争なんて考えてなくて、そりゃ、暴れたりするような衝動もあるけど、みんな肩組んでるし、汚い場所とか狭い場所とか関係なく固まりになっていて、平和なんだ。 # 死神の服は黒だと思ったら白い服だった。 御伽話で見たラストのようにはいかない事は予想外で、 無かったふりをしていた。 のは間違いだった。 と引用する。 以前に死神は、 王冠のついたバッチを一人づつ手渡している。 見届ける。 跡形もなく飛散する。 ことの、 重大さを何にもわかっていない。 # 君だけが殺されて無実にナッタノガキチガイなのなら君を殺した無実にナッタノガキチガイを殺しても無実なんだ と危険な思想が地下鉄から拡散スルサリンのように天皇陛下の写真を何度モモヤシテハフミつけたアーティストをフォローしたんだけどやはりやめようと外し昼休みに焼肉ラーメンを選んで食べる # メンヘラという文字を何年も見ている。イケメン達はいかにまとわりつかれたのかを競う。 キモオタという文字を何年も見ている。モデル達はいかにまとわりつかれたのかを競う。 依存という文字を何年も見ている。 寂しがりやはいかにまとわりつかれたのかを競う。 何年も見ていると、何年も書いている。 # 杭を出せば打たれる 大地が糠だとしても 足下ぐらつきながら立っていよう 輝くのは言葉ではなく 今見つめるこの瞳でありたい 同じ道に歩いて 時々横を見たら 同じように歩いていて ホッとして前を向いて 誰かが横を見てホッとして 前を向いて歩いていけたら 慰める言葉なんていらないのにね 本当に # このままTwitterのしすぎで前頭葉が萎縮しつづけても優しさだけば忘れないで生きたいです。 # パチンコ屋に行くジジイババアのようにパチンコやるためだけじゃなく、 パチンコをするジジイババアに会うために寄り合う姿を見て、 笑えない年になったのか知らんけど、最近膝が痛くてリズムに乗るのも辛いから、 後ろの椅子に座ってライブを眺めている。 まるで昔見た青春映画のように眺めている。 #
1ビット、1月、ツイート詩、#、 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2076.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2020-01-29
コメント日時 2020-02-20
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 0 |
総合ポイント | 8 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0.5 | 0.5 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
何度も読み返して理解するタイプなので、大体一回目は脳が死んだ状態で読むのですが、一回目で思ったことは「昼に焼肉ラーメンかぁ」です。なんでもないです。 文章をかみ砕いていくと、最後から二番目のツイート(であっているのか分からない)がスルメみたいな文章だなあと思い始めました。やはりというか前頭葉が死んでいるような感想しか思いつきませんでしたが、もう私にはこの細長い文がスルメにしか見えません。読めば読むほどおいしかったです。
0ありがとうございます?
0一連目のきみの幸せを願いながら >誰も居ない画面を眺めている これが読み進めるに連れて実感を伴ってくるように感じます。ツイッター?のニュースや出来事が流れていくそれを眺める日常が別に珍しくなくなったんだなぁ、と思いながら様々な思いが言葉に対して巡らされていく。 最後のパチンコ屋でじいさんばあさんを眺める自分も誰かがみているのだろうなぁ、ととりとめなく思いました。なんだかほっ、とするものがあるのはなんだろうか。
0ありがとうございます?
0