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昔の君を
最後に君がつけてくれた 桜のコサージュ 僕が言えた唯一の言葉は ありがとう 今でもふと 過去を振り返ると可笑しくなる 僕は つまらない奴だった 一途な思いをぶつけることも 出来なかった ただ机に向かって 唯一の取り柄で結果を残す事が 君を振り向かせる 唯一の方法だと夢想していた 昼前の 薄い琥珀のような 澄んだ空気に包まれて 僕はふと 君の曇りのない瞳とりんご色の頬を ただ一人 心に思い浮かべる
昔の君を ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1034.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-01-26
コメント日時 2020-01-27
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読み手の感性の問題もあると思いますが、純粋さが裏目に出ているというか、あまり魅力的に感じません。どこかで見聞きしたようなフレーズが多いように思えます。 ただ一箇所感銘を受けたところがありまして、 <昼前の 薄い琥珀のような 澄んだ空気 というのは驚きました。私としても長年、あれをどう言い表したらいいのだろうと頭の片隅にあったのです。この部分に関しては、純粋な感性の勝利だと思いました。
0田邊容さん 実際、そのまんま過ぎるなーと思っていて自分でも不満でした。ありきたりなのは何となく分かります。 ただ、風景(?)の描写で関心を持たれるとは思っていなかったので、意外でした。 確かにその部分だけは詩を書こうと思っていたその時に窓を見ていて偶然思いついたところなんですよね。 もっと独創性のある詩を書いていけたらと思っています。
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