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お日様は私を見てた
頭では全く違うこと 考えていた その無防備な頭 お日様に見せつけて 今頃新しくなる思想に 苛立つ私の頭は 本当にいかれている あのお日様が手を差し伸べる こちらに来なさいと 選ばれたような 愛されたような気がした もう二度とこの地の連中に 見られることもない こんな快感なことって他にあるかな あなたに本当に近付けるなら 今までの人生全て 無にしても構わない 今までつらかった でもずっとお日様は 私を見てた 最後の夜 夜なのに とても暑い 汗がだらだら このまま寝ていたら どうなるのだろう この体も いかれてしまう やっと 世が開ける
お日様は私を見てた ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1823.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 41
作成日時 2019-09-06
コメント日時 2019-10-27
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 7 | 2 |
前衛性 | 2 | 0 |
可読性 | 7 | 0 |
エンタメ | 9 | 2 |
技巧 | 6 | 1 |
音韻 | 5 | 0 |
構成 | 5 | 0 |
総合ポイント | 41 | 5 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2.3 | 2 |
前衛性 | 0.7 | 0 |
可読性 | 2.3 | 3 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1.7 | 0 |
構成 | 1.7 | 0 |
総合 | 13.7 | 8 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 お日様が大切にされていると思いました。 過度に攻撃的になるような詩でなく、でも色んな展開をして、確りと印象に残ります。 独特の表現内容があり(「頭では全く違うこと考えていた」「ずっとお日様は私を見てた」など)、 もっともっと読みたいなと思いました。僕自身の生き方と引き比べながら読みました。 この詩は世にある多数の表現物の中に、確りと位置を占めました。 僕自身の傾向として、真似したくなるような表現物、とか、反芻したくなる表現物が気になるのですが、 せいろんさんは真似せずに表現されているようで、少し考えの一助になりました。 僕はどういう詩がいい詩なのか、ということを、しっかりと知っているわけではないのですが、 真似ばかりではないところを、この詩から、感じられたので、とても勉強になりました。
0黒髪さんも言及されてますが、私も己がもつレイヤー(私の日常における様々な思念による不完全なフィルターのような意)を対象となる作品の語り手のレイヤーへ重ねて読むことがほとんどです。それは詩文を深く読むための知識があったとしても、そのように読みます。知識や思想や読書量が多くとも日常の息遣いにまで落とし込まれ、滲み出るものこそが感性だと信じてるからです。知識で詩を読むことはやりたくない。 重ねたレイヤーには、合致する語句があれば不一致になる節もあります。あるいは、個々の一節や語句でなくて、作品全体にあるフレームだけが合致する作品もあります。本作には作品全体が持つ、穏やかなフレームがあるに思います。誰もが共有できる、共有したくなる穏やかさ。お日様というワードがそれを象徴してるように思うのです。あるいは、逆にお日様というワードから滲み出るイメージを毛嫌いする読者がいるかもしれません。それはそれとして読まないで流されてしまう読者がいても気にする必要はありませんが、ただ、そのような読者さえも引き留めることは可能でもあると、思うのです。それを技巧というのではないでしょうか。技巧を凝らすとはお日様に癒されたつらい経験を他者に共有させるものだと思うのです。その技巧が、すみませんが、私は本作に見出すことが出来ませんでした。次回作も是非読ませてください。
0黒髪さん コメントありがとうございます。 黒髪さんの生き方と比べてくださったなんて、嬉しいです!! >この詩は世にある多数の表現物の中に、確りと位置を占めました とてもとても嬉しいです。 感謝して今日も眠ります!笑 本当にありがとうございます。
0み う らさん コメントありがとうございます。 穏やか、というお言葉嬉しく思います! なるほど、と思わせてくれる文章をみうらさんは書かれるので、その筆力を羨ましく思いますよ。素晴らしいと思います。そして、その通りだと思うんです。 最後、うわっそうか残念だ…と正直思ってしまいましたが、みうらさんのような方がいないと、自分はきっと成長しないので(笑)、感謝します。ありがとうございます。
0詩のベースが整っている印象がしました。お日様、という一本が主人公の中心にあり、お日様を中心に話が展開されていき、その筋がぶれていないことが大きく評価できるのではないかと考えました。場面転換、主人公の行動もかなりスムーズに感じます。お日様を見ていた(日中)→最後の夜、寝ている(夜間)という行動が分かりやすく、イメージしやすいような配慮がなされているように感じました。 >今頃新しくなる思想に 個人的には、今頃、より今更、の方がよりスムーズな気がしました。今頃「だいたい、現在の時刻」「今時分」みたいな意味と考えるので、文脈的には今更(今となって、今になってようやく)というこちらの方がスッと意味が通る気がしました。
0ふじりゅうさん コメントありがとうございます!! ふじりゅうさんの温かいコメントと人柄にはいつも驚かされます。嬉しいです! 褒めて下さり、感謝しております。 確かに! 「今更」の方が絶対良いですね笑 よく読み込んでくださってありがとうございます。 運営の方、大変だと思います。 時間を割いて、大変長い文章を書かれることも多いですよね。本当にいつもお疲れ様です。 たまには、ゆっくりゴロゴロでもなさってくださいね。 ありがとうございます!
0おはようございます。 この詩を読む時間帯は、朝が 一番良いと感じました。 夜が明けたなあと、感じながら 読むと、身体が浄化します。 冒頭では >頭では全く違うこと >考えていた と、あるので きっと 自身の闇を見つめて闇が闇を増殖し膨れ上がり ドツボにはまるようなことを 考えていたのだろうなあ。と、思いました。私も よくやる思考だわ。それって。と、思いました。 世間では、よく光ある発想をしなさい。だの明るい方を向きなさい。ポジィティブに考えなさいだのというようなアドバイスが 古今東西の唄やお説教が語り掛けてくるのですが、実際の暗闇ドツボにどっぶりの時って、そんなの簡単ではありません。 ですが、ふと 自分が努力するのではなく、お日様のほうが私を見ていたなあ。と、気が付いたとき as soon as 世開けですよね。 あ。あれ?最後の行の字を良く見ると、「 世が開け 」たんですね。夜が明けるがごとく心境が書かれていると 最初はおもったんですが、もっと この詩は広いです。 鎖国の終わった日本のように 様々な事柄が変化することが期待できそうです。 さわやかな言葉が 読めました。ビバ 幕開け! 良い日にします。ありがとうございました。
0るるりらさん コメントありがとうございます。 世が開ける、の所注目して頂いて嬉しいです。 私は、この地球で新しい世が開かれると信じています。病も、苦しみさえ無くなって。 ただ、この詩はお日様に近づくものなので、早まった生き方を書いたものなんです。 るるりらさんの今の現実の状況にしてみれば、マイナスの意識になってしまう詩なのかなあ…と思ってしまいました。 でも、夢のような未来がすぐそこに待っていると信じています。 素晴らしいコメントを下さったるるりらさんに、幸せが訪れることを願ってます!! ありがとうございます。
0夜が明けるではなく 世が開ける 閉じてる世界が開き 始まるという表現として素敵です
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