別枠表示
月の輪
土になり 石になり 水になり 風になり 地球を旅する どのぐらい続けてきたのだろう もしかしたら 地球ができた時から 全ての魂の旅が 始まったのかもしれない 少しずつ 分かれ 絡み合い 変化していく いつの間にか 色とりどりの魂に囲まれ 存在感を放つ 美しい星になった 草木に 虫に 獣に 魚に 微生物にだって 何にだってなれる どんな旅をしてきたのかな これからだって 姿を変えながら 好きなだけ 地球を旅することができる 終わったんじゃない 新しい旅が始まるだけ いろんな魂と交差して 温もりを味わうけれど その温もりを愛で抱きしめられるのは 人間でいられる その時だけ そうできる程の大きさに 成長できるだろうか 老いゆく旅の中で どれ程の愛に触れられるのだろうか
月の輪 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1725.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2019-07-01
コメント日時 2019-08-17
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
長い旅の果て、「どれ程の愛に触れられるのだろうか」という言葉でしめくくられているのがとても素敵です…良いですね、とても好きです…。
0そう仰っていただき嬉しいです ありがとうございます
0影の乗せてるこの土も、腰を掛けた石だって、何気なく飲む水はもちろん、一日を抜ける風さえも。 きっといつかは、誰かになるんだ。 僕らが旅をしてきたように、かれらはこれから旅をする。 何気なく過ぎた景色に向けて、大きく腕を広げてみよう。 まだまだ愛に触れあえるはずさ。 腕を失うその時は、左右の指を絡めて眠るの。 そうだよね。まだまだ旅は続くんだ。 いつかの誰かに抱(いだ)かれながら。 なんて。 人間だから愛で抱きしめられる。この表現が気に入りました。 他の命たちは『抱きしめる』とは違う形で愛を表現するんだろうな~。そんなことを考えながら、旅をするのも楽しそう。
0美しいなと思いました。俗物的な思考を撤廃して、ひたすら愛や地球を想う詩句が魅力的です。俗物的な詩しか書いてない自分も見習わないとな、と 笑
0この星や生命 愛を想うスケールの大きい 優しい詩だと感じます だけども いろんな魂と交差して 温もりを味わうけれど その温もりを愛で抱きしめられるのは 人間でいられる その時だけ 私は人間だけではないと思います
0