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宙(そら)のロマンス
星が神話を流れてゆく 月が寓話に包まれてゆく 涙色のリボンを束ねて 悲しみの花束を握った ピエロがふかふかの雲の上で でんぐり返りし、私に手を振って 優しく笑っていた 天の川を汽車が走り 一等星が砂埃のように巻き上げられた 私もそちらに連れていって 私の言葉は、今年も雪になっていった
宙(そら)のロマンス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2000.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2019-06-30
コメント日時 2019-07-09
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 8 | 8 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.3 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0.3 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ここまで裏切ってこない詩は(私が読んできた中で)初めてです。風景が容易に想像できて、こちら側にもしっかりと >私もそちらに連れていって と思わせてくださる。
0とてもとても素敵な詩です。 冒頭からそちらの世界に引き込まれて、最後はとても切なくなりました。
0どことなく華がありますね。 そういう華みたいなものは、なかなか教えられて身につくものでもないと思うので、うらやましいです。
0仁川路 朱鳥さん ありがとうございます。 最後の切なさを受けとってくださったようで嬉しいです。
0ねむこっとんさん ありがとうございます。 前半から最後への落差を読み取ってくださり、嬉しいです。
0トビラ とても有難いお言葉をいただきまして、ありがとうございます。 読んでくださり、感謝申し上げます。
0すみません、敬称を書き忘れてしまいました。 トビラさん、改めまして、お読みいただき、ありがとうございました。
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