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ガーデン
(何かがあったらひとりではとても生きられない) (けれどあなたはひとりで全てなんでしょ) 眠りの風が吹いた ああ真っ暗だ 二人とも影になり まるで透き通ったようだった 一人はこのまま行こうと言い 声も上げずに崖から ・・・・・・ 真っ白なgardenで 佇み何を考えているのか ・・・・・・ 私は体が重いので 掘り出し物のテーブルにあなたが、気づく前に 古びたバカラを叩き落とさなければ でも 走ったのは意志だけ バイバイ、親友 私の目が届くものが 一秒も呉れず手遅れになる時 曇り空 激しい嵐 微笑み 液体は空になり 仰向けた私は椰子の実の真下に居る かち、と時計の音 瞼を開いて 仰向けて見えた景色は 椰子の実から落ちた水滴で もうくしゃくしゃだ
ガーデン ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 805.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-03-12
コメント日時 2018-03-17
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
※ フィクションです
0夢の中で「心中」を試みた、というようなシチュエーション、なのでしょうか・・・。 「掘り出し物のテーブルにあなたが、気づく前に 古びたバカラを叩き落とさなければ」 このあたりは、なんとなくアンティークの蚤の市で見つかりそうな品々を連想するのですが、崖から飛び降りて、体を離れた魂だけの旅が始まる・・・のかなと思って読み始めていたので、不思議な場所に迷い込んでしまったような感覚に、少し戸惑いました。 後半では、語り手は南の島にいるようです。目にたまった涙を透かして、椰子の実を見上げているような、そんなシチュエーションをイメージしましたが・・・二人で「死んだ」はずなのに、自分だけ、ひとり、生き残ってしまい、南の島に流れ着いた、そんな「物語」を想像してみました。
0まりもさんへ お読みくださり有難うございます。これは自分でもすこし何を書きたいのか分からないままに書き進めてしまいました。 せっかくの投稿枠を無駄遣いしたな、と反省してます。 コメント有難うございました。
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