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B-REVIEW 12月のお題詩「はじまりの地で、スライムばかり殺してる。」「人に吠える」「次はあなたの番です。」「師走を駆ける」
どうもお久しぶりです。11月はお題詩を投稿したつもりになっていたんですが、忙殺されすぎて実際はしていなかったようです。なんかねー色々と大変でしたよ。私はね~職場のちょっとアレな人とド派手な喧嘩してね、暴力振るわなかったのが奇跡なんですけどね、まぁ~クビにするかどうかまで話が行きましたからね。殺伐としていたり、体調崩したりでね。みーんな大変ですな。家族とかもちょっと病気したりで運転難しくなって、私が代わりに足になってあげてとかね。なんかねー限界近いですよ。気が滅入っているときは、足が攣るまで走るのが良いですね。もうねビッシャビシャに冬でも汗かくくらいに。そうするとね一時的にリセットは掛かりますよ。まぁ、それでもごまかせない何かが溜まってきているんですけどね。まいったなーどうしようもねぇなー! てなわけで、11月の分も含めて4つです。ここ最近の私の心情や行動から引っ張ってきました。 以下、ルールを説明いたします。 ①この投稿のコメント欄では、お題に沿った詩の投稿を無制限に行えるものとします。 ②ここのコメント欄に投稿された詩の全ては、ビーレビ杯不参加とさせて頂きます。 ③システムの関係上、コメント欄に匿名で詩の投稿はできません。 ④コメント欄では縦書き機能は無いので横書きになります。それか、自力で頑張って縦書きしてください。 ⑤投稿者に対する返信として、連詩や返詩も可能です。 ⑥ハートの数を個人的に得点として競ってみるのもいいかもしれません。なので気に入った作品にはぜひハートをつけていってください。 ※無論、マナーガイドラインに反することは禁止です。運営の開催する企画でカードを発行するようなことになってほしくはありませんので、くれぐれもマナーガイドラインを厳守していただきますよう、よろしくお願いいたします。 B-REVIEWマナーガイドライン&ルール(必読) https://www.breview.org/forum_blog/guideline_and_rules それでは皆様、よろしかったら遊んでみてください。
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B-REVIEW 12月のお題詩「はじまりの地で、スライムばかり殺してる。」「人に吠える」「次はあなたの番です。」「師走を駆ける」 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 803.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-10
コメント日時 2024-12-19
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
けぶる朝 白い息 露の滴る野草 惑星が透き通るような そんな最高密度の藍色に 満ちていく空 夜の果て 雲にまぶされた あの朧月 あなたが差し出した 缶コーヒーによく似た 菫の暖かさ あの帰り道をもう一度見たかったんだ もう叶うことがないと知っていても けぶる朝の夜の果てに 寿歌はそっと響く
0冬になり 根雪となり 走り出す スキーを履いて 雪原を漕ぐ 踵が上がる仕様のスキーは 油断すると力を伝えず 1ミリも進もうとしない 両手のストックは 全体重を動かすには 非力だ 誰もいなくなった雪の上 かつて走り去った人々の痕跡は 強くなってきた雪が消してしまう スキーに塗ったワックスが雪質に合わなくなり 絶望が足裏から全身へと広がっていく 流れ出る鼻水は辺りを穢し 呼吸を 自分の息を嫌っていく 師となる 何かも誰かも いない 走っていく 一人 遭難しながら
0私は心愚かな事よ。何もわからぬ。 世間の人々は眩い事よ。ただ私だけが薄ぼんやりだ。 老子が遺した言葉を聞いたのは、いつだったか。 私は今、手枷足枷をはめられ、牢の中に入れられている。 周囲より粘り、形のなく、黒い、何かが染み出してくる。 あの崩拳(ぼうけん)という拳を相手の胴体に突く動作に明け暮れた日々と同じく。 中国拳法・形意拳の基礎動作にして、全体の中でも特に簡易な動作。 物覚えの悪い私は師よりこの動作のみを教わり、師が旅立ち帰ってくるまでの三年間ひたすらに崩拳のみをやり続けた。 兄弟弟子の華麗な技を尻目に。 崩拳を一つ一つ打つ。 その度に黒く、冷たく、形のない、粘つく何かが染み出してきた。 地面を打ち鳴らす事に、空に拳を突き出すごとに。 粘液は現れ、湧き出してくる。 崩拳 崩拳 崩拳 繰り返し続けた一つの動作。薄ぼんやりとしてきた意識の末。 愚者としてやり続け、眩さから背を向け、やり続ける。 気が付いたら昼夜を忘れ、粘液を全て打ち払っていた。 私が誤ったのは、眩さのため。 強さを得た私は、称賛に目がくらみ、人を殺めた。 粘液がこの牢を満たしてくる。あの始まりの、初めて教わった道場の、あの時と同じく。 思い出せ。思い出せば、いい。 手枷を、足枷をそのままにして、また一つの動作を繰り返す。 足枷の幅を一歩進み、手枷を付けたまま相手へ両掌を打つ下ろす技。虎撲子と名付けよう。 狭いこの場所で、不自由なこの身で。 あれだけいた粘液は消えた。 私は愚かとなって、何もわからぬを良しとして、繰り返す。 始まりの地と時と同じく。 郭 雲深 形意拳の達人。不器用なため基礎動作の崩拳のみを続け、その鍛錬は「半歩崩拳、あまねく天下を打つ」と言われるまでになる。 試合で誤って人を殺し、そこで手枷足枷を付けられたまま虎形拳を練り、虎撲子の一手を編み出したという逸話がある。
0遠く 見えない 向こう あるのは 断崖だろう 足元が勝手にジリジリと進んでいく あの断崖があるだろう あの向こうへと そうだ いずれは 行くのだ 行かなくてはならないのだ 多くの命がそれを待っている 交代の時期が その内やって来る 目の前で行ってしまった 牛たちと同じ様に あの断崖へ 勉強したくない学生が試験を受ける様に 嫌々ながらできるだけその時が来ないよう 長引かせながら その時を待つ 健康を保ちながら できるだけ来ないようにして 生きていく 「次はあなたの番です」と 言いたげにジリジリ足元は進む 断崖の果て 釈迦が入滅した世界 いずれ行こうか でもまだ長引かせる
0すっぽ抜けのボールが飛んできて ストライクゾーンへ飛び込んでくる 吠えろ ベースボーラーは人になんかには吠えねぇ それでも バットとボールがぶつかる衝撃音 それを絶叫として この世界に吠える! 為すべき様にならねぇ世界 皆が好き勝手 俺らのゲームを邪魔をする 咆哮にならねぇ咆哮を 叫びにならねぇ叫びを この打球を持って代替する もうスタジアムに来れねぇ奴へ ボールもバットも握れねぇ奴へ 大安打を てめぇらがいる世界へぶち込む! 打球は雲を割る なあ、届いたか? アイツらの声は やっぱり聞こえない
0『はじまりの地で、スライムばかり殺してる。』 音もなく、 舞い散る経験値 ほんの一瞬で消えていく 小さな雪のようなもの はじまりの地 それとも、 はじまらない場所 スライムを斬り続け、 何者かに変わったと感じた 十年が足早に過ぎ 剣の振り方だけが美しくなった 悲しい満足―― 幼い子どもたちがスライムを囲む 笑い声が響く中、 命は無惨に蹂躙され 音もなく、姿を消していく 音もなく、 舞い散る経験値 手のひらから滑り落ちたあと どこにも辿り着かない雪 夢を見た 血まみれになったこの手で 光の剣を魔王に突き立てる 青空が世界を包む 歓声の渦の中、 顔のない勇者が王座に迎えられる夢を 目覚めると何故か泣いていた 自分の弱さはすべて、剣の中に―― 今日も剣を振る 振る、 斬るというより振る、 崩れた声で命乞いするスライムたち 手応えのない、虚しい感触だけが残る 血も内蔵も抜け落ちた昨日を 抱え、掘り起こした穴に投げ入れる 一昨日の自分も、 十年前の自分も、 そのまま朽ちることなく 静かに沈み、忘れられていく 空っぽの称号を胸に抱きながら 以下、作者コメント。 「はじまりの地で、スライムばかり殺してる。」というお題を選んで詩を書いてみたが、書いているうちに二つの点に気づいた。まず一つ目は、RPGゲームの物語に関する共通認識が強くあるため、物語性をゼロから創造する必要がなく、意外と簡単に感じたということ。実際、詩作に掛かった時間は2時間程だった。次に二つ目は、このテーマを選ぶことで自分の作風に変化が生まれるのかと思ったが、結局それほど大きな変化はなかったということ。どんなテーマを選んでも、結局自分は自分だなと初めて実感した。ある意味、自分の個性が最も試される優れたお題だったのかもしれない。
1「はじまりの地で、スライムばかり殺してる。」 はるばるここまできたのに じっとしてられないのです ますますおいつめられてる りあるにいきてはいたけど のーだめでやりすごせない 地獄だよ地獄ここは地獄よ でもやられるまえにやるぜ 、と啖呵を切ったところで スライドしていく青い画面 ランダムな鬱展開に戸惑い イベントを卒なくこなして ムハンマドの称号を戴いた ばかうけしてるおにいさん かみだかみだとおおさわぎ りんごをかじってみたけど 殺意は湧いてはこなかった しぬのはおなじなんだしね てんでわからぬわけでなく るーるはとりあえずコレで 。
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