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雪虫図
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雪虫図 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 825.2
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-07
コメント日時 2024-12-09
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
全体的に静寂のさまよう雰囲気と、読者にゆだねかけるような締めくくりの表現が、作中でとても上手くかみ合っていると思いました。繰り返し何回も読みたくなる、不思議とそんな感覚が読み終えた後に生まれてきます。“雪が積もっていると 声がする”という主体が取り払われた表現も好きです。表題に関してですが、「雪虫図」という表題はいくぶんイメージのし難さを受けるかもしれません。もう少し平易に砕かれた言葉を充てられてもよかったかなと思いました。
1こんばんは。 雪虫を知っておられるのかな、と。 あまり詩に関係なくてすみません。雪と虫だったら本当に無関係です。 最近わりと都心で見たのです。 綿毛みたいな綺麗な青い虫です。雨が降る前触れ、と教わりました。雪虫なんですけどね。 星座も見えない情緒の足りなさなので、なんだか綺麗な言葉が並んでいるなぁ、と感じました。
11連目。冷えた部屋の天井を凍える息が星星をなぞる。「例えば~」これは双子座からも暗示させる、死んだセミに対しての雪虫。セミに誘われて生きた子のてのひらに雪虫は囲われて、と話者は重ねて思うんですね。 >赤褐色の冷たい石畳を埋める/雪が積もっていると/声がする 石畳の色は、冷たく、これは己の道のこと/雪は真っ白くそれを埋める暗喩と→声がする現実の描写を魅せてくる。うまいなあ 2連目。青い鉄扉とはなんの暗喩なのか。コレは多分実際に作者がみたモノなのだろうけど、特殊で、固く閉ざされていて重たい雰囲気を抱きます。セミは重たく、鎮座している。排水溝のそばで。記憶にある出来事と排水溝という用途が色んな意味でかかっているのでしょうね。なんかものすごーく刺さります。はい。 3連目。 コレは夏の光景を思いました。そのどちらかと、いつかふたご座を見上げ、その一方を寂光(安らかで、静かな光)として語るとき。 と読解しました。儚さの中に見える生命を感じ取れます。深く刺さり奥底にまで響く。良作です
1お読みくださりありがとうございます。 何度も読み返したくなるとのご感想大変嬉しく存じます。 表題については、私の好み・独断によってつけたもの(書いた者の特権でしょうか。笑)ですので、イメージし難いというのもまた受け入れるより他ございません。コメントいただきありがとうございます。
1お読みいただきありがとうございます。 仰る通り雪虫でございます。また、雪と虫でもあります。 見えるものしか、見えないですよね。情緒が足りないとは、とんでもないです。 私などには見えないものが、お見えになっているのだろうと思います。
0お読みくださりありがとうございます。 批評とご感想もいただき誠に嬉しく存じます。 「深く刺さり奥底までに響く」というご感想は、詩を書いたものにとってこの上ない歓びだと思っております。 ご批評につきましても、鋭く、私自身の詩の客観視のための参考になります。 どうもありがとうございます。
0追記。双子座流星群をまず念頭に置いて考えてみても詩の読解としてより深く面白く読めそうだと思いました
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