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スーパーヒーロータイムはおひっこし
仮面ライダーが胴体と、頭を切り分け変身砲弾が二つ。 その砲弾の表面を、炙って真赤な鉄球に映る中年レンジャー覆面の、首から上は何も無い。 レンジャーの、取り残された胴体に、少女戦士が両手で落とす覆面の弾八トンは、生きてる時よりも重かった。 こんなことにならないように神と契約したのだが、人となりはどうにもならず、工事中廃墟エスカレーター剥き出しの、鉄骨を眺めてくだりそのまま未完成の底まで滑り自由落下していく世界。 幸福も結論としてはダメらしい。 破壊者ごっこのだだっ子がかいたばっとえんどが一人分。 物語るセンスも無し。気分の羅列。一緒に居たいという言葉。友達でいるためという言葉。祈っているという言葉。言葉の羅列と壊せばわかるという理想。無くせばそれっきりという現実。 もう争うこともできないけれど。 春が来るなと言った時、わたしも行くよと言ったから。 突き返す六分儀、また来る春もいりません。気が向いた時はかえっておいで。 空っぽの砲弾に桜吹雪が一つ、君と一緒に見たかった。
スーパーヒーロータイムはおひっこし ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 785.7
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-19
コメント日時 2024-04-30
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
神と契約してまで、少女戦士の近くにいたかったという、恋模様ですかねえー。という体裁を方向としてなんとなく維持してある、意識的ではないところで、意図はまったくなさそう。いやどうだろう? 兎角どういうコト??とすごく興味を抱かせるのが巧い。これは作者の才能、うらやま。めちゃくちゃ気になる、おもろい。ずっと食える、しゃぶれる。(雑コメすいません、良!)
1いかにもビーレビ印(笑)の、 スモールなサークルウケを狙って書いたものと思います。 あたまいいですね。 この手の詩はとかくドスが効いた一行がないといけないが、 うーん、一行もなかったかな。 笑えもしなかったし。 やりなおし。
1身に余る無限飯扱いで光栄です。 ほんとに嬉しい、あがとうございます。
0その通りです。 ぬるくてすみません、がんばるぞい。
0何かホラーテイストなのかもしれません。悲壮感があるのかもしれません。内省が深められた結果生じる結晶質を求めているのかもしれない。スーパーヒーロータイム、おひっこしなど独特の言葉遣いにも注目してみましたが、解釈が難しいと思いました。
0ひらおさん、こんばんは。また作品が読めて嬉しいです。 後半、怒涛の畳みかけですね。 また来る春もいりません。というの分かるなあと思います。気が向いた時はかえっておいで。とは私は一切思わないですが、後半の内容は共感するひとはすると思います。これからもまた何か書いてくださると嬉しいです。
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