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朝野球
朝の4時半 がちゃん がちゃん 印刷機の監督が バッターボックスから がちゃん がちゃん がちゃん がちゃん 印刷物を次々と がちゃん がちゃん 四方八方に羽ばたく紙が 地面に落ちる前に がちゃん がちゃん なおかつ しわをつけないよう優しく がちゃん がちゃん 確実に キャッチします がちゃん がちゃん もうどのくらい経ったのか がちゃん がちゃん ときどき深夜に及ぶことも あります がちゃん がちゃん 印刷物の内容は たいしたことありません どうせ誰も読まないんですから
朝野球 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 726.4
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-18
コメント日時 2024-04-24
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんかがちゃん、って擬音がリズミカルで小気味のいい餅つきの合いの手に似てる。
1アウトサイダー・アーティストの作品のような雰囲気があって惹きつけられました。
1湖湖様 コメントありがとうございます!そうですね、餅つきの合いの手みたいですね~またよろしくお願いします?
0おまるたろう様 コメントありがとうございます!「アウトサイダー」、そんなかっこいいもんじゃありませんけれどもね。ハシにもボウにもひっかからないという意味では「外れ」にいるのかもしれません。またよろしくお願いします(⌒∇⌒)
1印刷物の内容は誰も読まない でも、「がちゃん がちゃん」という音が深夜まで続いているのは聞こえてくる。 監督や、キャッチする人の声はその機械の音に吸い込まれ、彼らの細かな事情は隠されている。 機械音だけを聞き、過剰な肉体労働だ! とこの状況に寄ってくる人はいても彼らの頑張り=「印刷物の内容」が報われることはない。 そして、現代においてこの印刷という業務を描くのも皮肉で、 現代の労働とは。ブラックからの救済とは。と考えさせられる詩でした。 良い詩でした。
1熊倉ミハイ様 コメントありがとうございます!そうですね、おっしゃる通りです(^-^) 励みになります。今後ともよろしくお願いします(#^.^#)
1印刷物はたいしたことなくてもそれを延々とキャッチする監督の夢想は凄そうだなと思いました おもろカフカみたいですね
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