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具体的な欲望
薄暗い飲み屋 隣部屋のゲラゲラ グラスのカランコロン ブーブーと言うエアコン タバコの匂い 途切れ途切れ続く話 出し汁の味 何回目か忘れたが、突然 襲ってくる 一瞬の沈黙と その中を ぼんやりと漂う 一つの、 頭痛がするぐらい 具体的な欲望、 メニューを握っているその手を 握りたい、と
具体的な欲望 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 677.2
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-07
コメント日時 2024-04-10
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
良いね。ありきたりの感情が尊い。
1まるで大学のサークルの飲み会のような。 その中で同じサークルの異性に仄かな恋心というか欲望の火がつく著者(あるいは架空の人物)の本音が垣間見れる詩だと思いました。 学生時代、確かにこんなことあるよねと共感しました。
1手に触れたいのではなく、手を握りたいという強い意志。 ざらざらとした感触さえ感じさせるメニューとその周りの空気に似つかわしいその感覚。 生きている、頭痛の疼きの中で生きていると感じました。
1お読みいただきありがとうございます。 とてもありきたりの感情ですけれど、それが頭痛がするくらい強くしつこく襲ってくるのって逆になんだか新鮮って思って詩にしてみました。
1読んでいただきありがとうございます。 そんな感じです笑
1ご感想ありがとうございます 「手を握りたい」のところはかなり意識して書きました。まさにおっしゃる通り、抑えるのがやっとなくらい強い意志ですね。
0一連目で、視覚、聴覚、嗅覚、味覚を意識した語が使われ、頭痛という痛覚を越えて、最後には手を握りたいという触覚に辿り着いているのが私には面白かったです。
1ふと思いだしたのですが、 美学生図鑑ってウェブサイトがあるのですが、あれを眺めてて、 なんつーのか、別に、あんまり可愛くないなって。 近所の飲み屋のねーちゃんの方が可愛い、、、 関係ないですね。はい。
1ご感想ありがとうございます。 まさに感覚の渦というか、波のような感じを出そうとしていました。そこを読み取っていただけて嬉しいです。
0コメントありがとうございます。 そういう連想もいいですね。 ウェブサイト、調べてみました笑
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