遺書を毎日書いている
そんな気分になるので
日記を書かずに
いや書けずに
我慢している私を
世界は知っているでしょうか
私は私を
あなたが思う程までに
いや丸ごと全てが思うくらいに
好きではないし興味はないんです
ただ言葉が綴りたくて書いているなら
ノートの中だけでええじゃないか
ほんとうに本当にそのとおりで
だからこうして
投げ込んでしまうと
散った飛沫に顔をしかめるのも
怒鳴り返すのもおかしいですよね
毎日遺書を書いている
そんな私を誰もが知らないでしょう
ぽけっとはいつだって
からっぽにして
それはいつでもあのひだけ
握っていけるよに
そんなことだれにも言わなくたって
いいでしょう
私疲れました
せめて明日くらいまで
しんだようにねむらせては
くれませんか
くれませんか
作品データ
コメント数 : 10
P V 数 : 829.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-05-01
コメント日時 2023-05-03
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
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閲覧指数:829.2
2024/11/23 18時42分35秒現在
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わかりみ深いといったならば、この詩の発しているメッセージと真逆になるのですけれど。 もう一つの作でも現代の、ネットワーク文化に於ける「すれ違い」に 凄い警鐘を鳴らしている。 そこに意義が、大義があってまあ こういう作にそれは「ああ、そういう警鐘に耳を傾けたくない」と 拒否する人もいると思うのですけれど 私はその、炭鉱のカナリアじゃないですけれど ちょっと今の状況じゃしんどい人いますよねー、これ、しんどくなる方、増えますよーとか 一応、アナウンスする。それができるというのも、詩人だからじゃないかなと思います。
1こんにちは。 誰にも言えない悩みを告白しているような詩ですね。 何故毎日遺書を書いているのでしょうか。 あまりにも自分のことが好きになれないからでしょうか。 でもそのことを投稿するのは、やはり誰かに理解・共感されたいからなのかもしれないと、そんな風にも思ってしまいます。 また、 「散った飛沫に顔をしかめるのも 怒鳴り返すのもおかしいですよね」 とはコメントとその返信のことでしょうか。 だとすれば、あまり気にしすぎると眠れなくなるので、できるだけ気にしない方がいいと思います。 (余計なお世話ですが・・・)
2同棲する愛おしい恋人が毎日遺書を書いているなんてことをもしも知ったら僕は世界とどう向き合えばいいのでしょうか尾崎ちょこれーとさんこんにちは。目指すべきはこの世界観だろう。まだ粗過ぎるし言葉の密度が不足しているけれども、魅力はそういうのだ。幸せに暮らしているはずなのに、愛するハニーよりも3時間も目覚めるのが早くてね、早朝に遺書を書いてるような頭おかしい自分を一生懸命に殺そうとする世界観。傑作の夜が明ける気配か。
1尾崎さんの深い部分を切り取ったような、血肉を感じる詩です。生温かくてそれでいて冷たい。これが尾崎さんなのだと思うととても悲しいような愛しいような、なんか不思議な気持ちになります。
1日記を書く困難さと総括すると見失うポイントがこの詩にはあると思いました。毎日遺書を書いて居る、確かにそんな気分は大袈裟だとか、オーバーだと一笑に付すことも可能でしょう。あるいは毎日遺書を書いて居ると断言する事にもなるその詩の過程が尊いと思いました。最後の熟睡宣言はこの詩を象徴して居て、詩が死に通じる様な底の浅いものではないでしょうが、そこまで射程に収めているほど、追い詰められたこの詩作者の精神のありようが伺えると思いました。
1いつもコメント頂きありがとうございます 丁寧に読んで下さり、コメント下さる田中さんには、本当に嬉しくて、感謝です。 わかりみが深い。。共感を頂けて何より。 どうも炭鉱のカナリアになり損ねていてめげそうな日々なんです。日記すら書けないなんて、、情けないです。頑張って書くので、また読みにきて下さいね。コメントは励みです。
1コメント頂きありがとうございます。 告白しちゃいました。バレましたか、、そうなのです。実は、ふざけてはいなく、結構真剣に悩んでいたりします。それが出てしまったのですね。大丈夫なのだけれど大丈夫じゃない、、でもこの感覚って、皆あるよね?と詩にすることで叫んでいるのかもしれません。 心配してくださり、嬉しいです。わたしは、悩んでいても、夜はたっぷり眠れる図太さしかないので、きっと大丈夫です。 また読みに来てください。
0コメント頂きありがとうございます。 コメントがまるで小説の冒頭みたいで 驚き、楽しかったです。 同棲している彼女は、大抵、倦怠していて絶望している、そこから、生活も物語も始まる。そう考える尾崎ちょこれーと。は、寂しい人間でしょうか? わたしも早朝に目覚め詩を書きます、わりと渇望していて絶望に近いやつを。 またかきます。 読みに来てくださいね。
0コメント頂きありがとうございます。 優しい言葉に、じんわりしました。 生あたたかくて、それでいて冷たい。なんて、最高の褒め言葉じゃん!て思いました。そこはかとなくさりげない色気がある気がして。(笑) 不思議なきもち、正体のわからないきもちになってもらえる作品がかけて、幸せです。 また読みに来てください。
0コメント頂きありがとうございます。 おおおおって思いました。こんなにカッコよくわたしの拙い詩を感じて下さり、嬉しいです。そこの浅いわたしだけれど、ちょっとは悩んでいるし、深く考え、凹むんだよーって言いたかったんだろうなって改めて思いました。 また読みに来てください。
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