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詩人なんだから
間違い続けて千年万年 喋る裸の猿はあわれ シボレテ すらうまく発音できずに 川辺でうっかり殺されちゃったり 自殺の直前 掃除夫の方言が気になって 銃を持つ手が震えたりね 言葉って厳密らしいですよ、存外 言葉は薬/言葉は毒 ときに人の生き死ににすら かかわるから、慎重にしてみたり でも サ 僕ら 詩人なんだから もっと自由に草原 を 駆 け 抜 け て
詩人なんだから ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 710.3
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2023-03-18
コメント日時 2023-03-19
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
はじめまして。 「シボレテ」。旧約聖書の士師記に出てくることばなのですね。この詩を読んではじめて知りました。 言葉が民族を区別し虐殺する道具となる。恐ろしいです。 言葉は毒にも薬にもなり得るから、その使用には慎重を要するということは、よく言われることですね。 そんな中にあっても、詩人としての自由を保つことは、なかなか難しいかもしれません。 詩の後半、文字が疾走する馬を象っていますね。これが作者の持つ、言葉への期待のイメージであると同時に、コンクリート・ポエトリーという手法自体が自由への試みの一つである、そんなふうに思いました。 いろいろ考えさせられる詩です。
1コメントありがとうございます。 こういう明確なメッセージのある詩を書いておいて「もっと自由に」ってなんやねん、という作品でした〜 文学、あるいは芸術全体でみると必ずしも自由であることがいいわけではないのですが、まあせっかく詩人なんだし、という気持ちですね。
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