生活は道理を必要とする。徳操は至らなければ、生活は、波に乗る事は無い、海溝を落ちる船路に変わる。貴君は、徳を思い続け後悔をする、暗がりを生きる事を、人生と悟る間違いを美感し、知性を軽んじる肉体を信じ、不幸で有る事を、知ろうともしない。
欲を知る知性は貴し、歳を取る事は、悲喜を観光する、哀しさを思える姿を、眺めて、生きる術を知る、無垢な心の麗しさを懐かしむ、随分私も弱さを覚える。諭す理由は、空をさ迷っている、蔭とも、散在する事を、思わないで居る事も、苦しみの中に在る虚ろな。
揺れるから、皆、落ちる。水平を漂っている私を、目方で計る、魂を掬い取り、観察する事は、貴君を好学に、意思を向ける、徳を成算する生活を育む、互換以外は存在しない。
絵画芸術は縮むらしいよ。
物質芸術は縮むらしいよ。
私の人生は縮まないらしいよ。
私は海に船を出す。
作品データ
コメント数 : 5
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作成日時 2023-02-16
コメント日時 2023-02-20
#現代詩
#縦書き
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2024/11/23 19時03分51秒現在
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ありがとう。 筆者も、まだまだ推敲の余地が有ると思っております。ご意見、参考になります。
0タイトルの「海に船を出す」、「悲喜を観光する」という文言とてもいいと思います。 言葉の並びや書かれようとしていると推察する内容も非常に好ましいです。 惜しむらくは「海に船を出す」が私自身に「船を編む」という言葉を思い出させてしまったことくらいでしょうか。
0感想ありがとう。嬉しいです。 そういえば、舟を編むっていう小説有りましたね。筆者も映画を観た事があったような。コメントされるまで、忘れてましたが、語感が何か似てますね。笑
1そうなのです。 全然関係ないのに思い出してしまいました。 申し訳ない。
0ええんやで、かずや君。思った事コメントしてくれたら。読んでそう思ったんやろ、筆者には、誰が何を書いてくれても、嬉しいで。笑
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