作品投稿掲示板 - B-REVIEW

火星


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学生・帝・富山

火星の記録 ON_B-REVIEW・・・・

投稿者の燈火

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風景

2018-10-07

エイクスピアさん コメントありがとうございます。 風景と人物の関係については意識していました。もはや自対他の関係は存在せず、主客の別が完全にはなされていない世界で、足場が砂地のように崩れていく感覚です。 閉塞感を打ち破るものとして、この主人公は動き続けることを選びました。それは真摯さを欠いた判断かもしれません。しかし、そこには、胸のすくような清々しさもあるのだろう、と思います。 (風景)

2018-10-09

かるべさん コメントありがとうございます。 自分はこの詩において、観念よりも、情景を描くことで感情を共有したいと思っています。なので、登場人物に着目していただけたのは、この詩がほんの少し成功している証左かもしれません。 また句点の使い方は、自分でも気に入っているので、指摘していただけてありがたいです。 (風景)

2018-10-07

ステレオさん コメントありがとうございます。 今回の詩は、眠れない夜に頭の中に渦巻いていた言葉をまとめ上げたものです。 「あなた」の謎に迫り切れていないとのご指摘は、僕の作為でもあります。今回扱いたかったのは、自分にとって大切な人物であるからこそ、迂闊に内面に踏み込めないという閉塞的な状況です。したがって、「あなた」(そして「君」)には、決定的な不幸が起こったにもかかわらず、読み手はそれを傍観するしかないのです。 なので、感情の綯交ぜををある程度ほぐしていくことで、より他者に問題意識がつたわりやすくなるのかもしれません。 自分にとって切実な問題を自己救済の域から出られていないのかもしれません。 ご指摘ありがとうございました。今後も投稿していきます。 (風景)

2018-10-07

しょうこさん コメントありがとうございます。 映画のジャンプカットに着想を得て、目まぐるしく情景が変わることを表現しようとしました。 「がたごと」という擬音は僕の中では平仮名がしっくりきました。地方の在来線がゆっくりと蛇行した道を走るイメージです。ただ、自分自身、片仮名と平仮名の使い分けにはもっと意識的になる必要があるとは思います。 また、イメージを詰め込みすぎた点に関しては前述のジャンプカットの副産物であると思っています。他者に伝えるという点では、一つのイメージをもっと精錬していく必要があると思います。ご指摘ありがとうございました。 「白く、すべっこい手」はこの詩を完成させるきっかけとなった表現なので、気に入っていただけて嬉しいです。 今後ともよろしくお願いします。 (風景)

2018-10-07